初心者向け

ボルダリングジムのマナー、これだけ覚えれば大丈夫

「常連の場所に入っちゃいそう」「邪魔になったら嫌だ」——マナーがわからない不安は、3つだけ覚えれば消える。

「ルールがわからないまま入って、常連さんの邪魔になったら気まずい」——そう思って踏み出せない人は多い。でも、ボルダリングのマナーはむずかしくない。大事なのは3つだけ。あとは気づいたときに直せばいい。

まず覚える3つ

この3つさえ意識していれば、初日から自然に混ざれる。

  • 登ったら、すぐ壁の前から下がる。次に登りたい人のために、壁の真下に立ちっぱなしにしない
  • 人が登っている真下・真横に入らない。落ちてくる人とぶつからないよう、登っている人の落下範囲には立たない
  • マットの上に物を置かない・端に座り込まない。マットは安全のための場所。荷物や飲み物は決められた棚やベンチへ

これだけ。むずかしいルールブックを覚える必要はない。

「常連の場所」みたいなのはある?

基本的に、どの壁も誰が使ってもいい。「ここは常連専用」みたいな決まりは普通ない。

空いている壁を見つけたら、その課題にトライしていい。もし誰かが同じ課題を順番に登っていたら、一本登り終えるのを待ってから入る、くらいの感覚で大丈夫。譲り合いはお互いさまなので、気負わなくていい。

落ちたあと、どう振る舞えばいい?

落ちるのはボルダリングの一部。特別な振る舞いはいらない

  • 落ちたら、立ち上がってマットの外へ一歩出る
  • 少し休んで、もう一度トライするか、別の課題へ移る
  • 「落ちて恥ずかしい」という空気はジムにない。周りも落ちまくっている

むしろ落ちるトライのほうが多いのが普通。落ちた回数は誰も数えていない。

順番待ちのときの距離感

人気の課題は順番待ちになることがある。そんなときは、

  • 登っている人から少し離れて待つ(落下範囲の外で)
  • 自分の番が来たら、サッとトライしてサッと下がる
  • 長く壁を占有しそうなら、後ろの人に先に譲るのも自然

「待たせちゃ悪い」と焦る必要はないし、逆に「占有しすぎかな」と思ったら譲る。その緩さでちょうどいい。

最近は、登りを撮っている人も多い

SNSに自分の登りを上げる人が増えて、ジムのあちこちでスマホやカメラが回っていることがある。これも今のボルダリングらしい風景なので、身構えなくていい。ただ、お互いに少し気を使えると、みんな気持ちよく登れる。

  • 自分が撮るとき:背景に他のお客さんが大きく映りそうなら、角度を変えるか、人がいないタイミングを待つ。とくに顔がはっきり映る向きは避けると親切
  • 誰かが撮っていそうなとき:カメラが向いている壁の前を横切るなら、少し待つか、サッと通り抜ける。神経質になる必要はなく、「今撮ってるんだな」と気づけるだけで十分
  • 自分が映るのが気になる人へ:撮っている人と壁を少しずらして登れば避けられる。嫌なら無理にその壁で登らなくていい

撮影のルールはジムごとに違う(人を撮らない・投稿時は顔を隠す・撮影エリアが決まっている、など)。気になったら受付で確認しておくと安心だ。

わからなくなったら聞けばいい

ジムのスタッフは、初心者がマナーを知らないことを前提にしている。「これってどうすればいいですか?」と聞いて嫌な顔をされることはまずない。

最初の受付のときに「初めてなので、気をつけることだけ教えてもらえますか」と一言伝えておくと、そのジム独自のルール(チョークの種類、撮影の可否など)も教えてもらえて安心だ。

この記事を書いた人

kakeru

ボルダリング歴9年くらい。神奈川在住。温泉好き。

@bqzet